一般社団法人日本熱処理技術協会主催「熱処理コンテスト」に参加しました。
今年度より始まった新企画で、「熱処理の学び」「失敗からのイノベーション（失敗の共有）」「人材交流」などを目的をしています。
この熱処理コンテストでは支給された試験片に課された要求特性を満たすために、それぞれのチームが知恵と工夫を凝らして熱処理を実施し、より優れた要求特性の発現を競う企画です。

このコンテストに、グループ会社の旭千代田工業と共同で参加しました。
まず各工場より案を出し合い、テストピースを作成していきます。
三洋電子で作成したのは5ｍｍ×20ｍｍ×100ｍｍの5ｍｍ厚の中で硬さを変えて3層構造にしたものです。高周波ならではのテストピースとなってます。

全工場併せて30ケ程テストピースが集まり、プレテストを実施し、 結果三洋電子が作成したものはグループ内で8位でした。

直接三洋電子で作ったものは今回のコンテストには参加することはできませんでした。

それでも、新企画の目的は十分に達成し、次回に繋がったと自負しています。